アメリカの大統領がトランプになったとき。世界はどう変わるのか。我々日本人は戦々恐々としているが、少なくとも、アメリカ人の国籍を持つ、半分以上の国民が変革を望んだことは確かです。
その前にはフィリピンが、さらにその前にはイングランドの国民が、大きな変革を望むと意志を表しました。
彼らの望んでいる変革の主旨は
・雇用の確保
・安定した生活
・治安の改善
に集約されます。
そして、これらが実現できない理由の根本は、貧富の格差と捻じ曲がった競争世界です。
その要因として顕在化しているのが(重複している要件もあり)
・タックスヘイブンによる不正な節税
・資産家による財の蓄積
・大企業やグローバル企業による内部留保
・政治権力者による不正な税金流用
・不正な献金と利権
・一部団体と政治との癒着
などです。
民主主義政権で顕在化しているこれらの事象は、中国などの社会主義国家、ロシアなどの事実上の独裁国家ではマグマのように地中に溜まり続けています。
今回のこうした選挙結果は、地震で例えるなら、本震前の余震と言えます。
本震が起こったとき、バカな政治家は、確実に戦争を解決策とします。
民主主義では、まず、話し合いがありますが、社会主義国家、独裁国家では革命しか選択肢はありません。
そして、多くの人々が命を落とし、内戦に発展することも多々あります。
つまり、世界が貧困どころではないほど、生き残るのが精一杯になれば社会的な問題はすべてチャラになるのです。
80億のうち、79億人が命を落としたとき。
愚かであったと気づくのか?
いえ、またそこから愚かな社会拡大が始まる。
おバカな人類はなにも参加することはないのです。
悲しいことではありますが、それが現実です。